生産施設

おおさかパルコープ生野支所

大阪市都島区に本部を置く、生活協同組合おおさかパルコープ生野支所様の新築施工を行いました。生野支所様はグループでは3番目に大きな支所で、現在は70名ほどの従業員が働かれています。地域の暮らしと共に歩む事業展開を目指しており、生協組合員さん(顧客)の要望に応える幅広い商品やサービスを提供されています。建物は住宅街の中に立地していますが、白と黒の落ち着いた配色で地域に溶け込んだ外観となっています。

INFORMATION

所在地
大阪府大阪市生野区
構造
鉄骨造2階建 耐火建築物
竣工
2016年12月
用途
倉庫(事務所付)
延床面積
2,466.88m2
備考
設計施工

トラックへの
搬入のしやすさを考慮した、
フラットな倉庫・配送フロア

1階部分は、ワンフロアの倉庫・配送スペースとなっています。倉庫フロアの床面の高さとトラックの荷台の高さが同じなので、配送物を満載したカートをそのまま押してトラックへスムーズに運ぶことができ、人的負担が最小限となるように工夫されています。2階オフィスフロアのレイアウトは、従業員の方からは動線が良く、とても使いやすいとの評価をいただいております。以前は大会議室と小会議室の2つがありましたが、より機能性を重視すべく、小さい会議室を3箇所設けました。その結果、以前の会議室に比べ格段に利便性が向上して、利用頻度が多くなりました。また、節水型トイレや人感センサー、倉庫照明の回路の細分化などの省エネ設計を行なっています。また、断熱屋根工法や駐車場の浸透性舗装による暑さ対策などにより、夏場でも室内の気温上昇を抑えることができます。

働きながらいつでも、お子様の様子がわかる託児室

建物内には職員専用の託児室が設けられており、人手不足となっている雇用環境の中、女性の働きやすさをアピールする面でも非常に高評価をいただいています。託児室と事務所は廊下を挟んで向かい合っており、壁面の一部がガラス張りになっているので、働きながらお子様の様子を見ることが可能なため、実際にお子様を預けている従業員さんからはとても安心できるとの声もいただいております。また、託児室内に常設のお子様用の手洗い場を設置したり、床をクッション素材で柔らかい素材を使用するなど、衛生面や安全面にも十分に配慮した設計となっています

地域住民の方々から支持され、
暮らしを支える支所となるために。

敷地の周囲には住宅や保育園があることから、敷地と道路の間に植栽を設けて周辺環境との調和に配慮しています。人が多く行き交う場所にあるので、植栽のスペースを十分に確保することで、歩行者や住人に圧迫感を与えないように工夫しています。また、植物による温度の低減効果や、光の反射を抑えることにより照り返しの低減も期待できます。支所が生野区のこの場所に移転してから、近隣住民の方々から多くのご加入をいただき、地域に受け入れられていることを実感しているとの嬉しいお声をいただきました。

USER

利用者の声

生野支社は2016年12月に完成してから、多くの地域住民さまにご加入いただいております。地域に溶け込み、住民の皆さまから支持されていると感じ、大変嬉しく思っています。1階の倉庫・配送フロアはもちろん、2階の事務所など、どれをとっても大変動線がよく、使いやすいと感じています。中でも託児室につきましては、利用している職員から大変好評です。弊社の託児室は壁の一部がガラス張りとなっていますので、働きながら、気軽にお子さんの様子を確認することができます。人手不足の中、女性も働きやすい職場として託児室があるというのは大きな強みとなっています。

支所長 藤木様

設計士の
コメント

ARCHITECT’S COMMENT

やりやすさ″〝安全性″を左右する、プラットホームと庇のバランスの設定には一番時間をかけました。

おおさかパルコープ様が、今まで建ててこられた配送センターの新規プロジェクトになります。設計にあたって、配送センターをいくつか見学させてもらいました。ある程度の仕様は、決まったものがありましたので、今までの成功点失敗点をお伺いし計画を進めていくことにしました。

中でも職員の業務の〝やりやすさ″〝安全性″を左右する、プラットホームと庇の高さや長さ、それぞれのバランスの設定には一番時間をかけました。配送車もいくつかの種類が混在していましたので、荷台の高さを測っては設計図に落とし込む、これを繰り返し、ベストな寸法を確定していく作業が苦労した点といえるでしょうね。

中村純子

株式会社前田組設計部

一級建築士

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