【大阪で医院・クリニック開業】全体の流れや業者の選定基準とは?

医院・クリニック開業の10ステップ

まずは、医院・クリニック開業までの流れをご説明します。開業にあたり何をすべきかを把握しておきましょう。


1.コンセプト設計

開業をするにあたり、開業する目的、診療方針や経営基本計画といったコンセプトを設計しましょう。
診療方針が決まっていれば、立地や院内の設備など、開業準備に係る決断をスムーズに進められます。
また、診療所の規模や人員をどれだけ雇い入れるか、どのくらいの資金を調達しなければいけないかといった今後の経営に密接に関わる経営基本計画を具体的に構想しておくのも大切なことです。


2.開業地の選定

クリニックの経営成功の一手となるのは、開業場所や物件選びです。立地が悪い場合は、サービス等で競合に差をつけようとしても来院患者の母数が見込めず経営障壁になりかねません。
地域の不動産会社や開業コンサルタントによく相談しながら、慎重に物件・開業場所選びを行いましょう。


3.市場調査

次に、市場調査として診療圏の調査を行いましょう。具体的な調査項目は、以下の通りです。

  • 人口、世帯数、年齢層など地域の特性や将来性
  • エリアの既存医療機関の数や診療科目
  • 必要とされる診療科目と来院患者の見込み数

診療圏調査で必須となるのは、競合となるクリニックについて深く調べることです。自分のクリニックがどのように差別化を図れるか、強みは何かを分析し、戦略を立てておきましょう。

4.事業計画の策定

市場調査の内容を踏まえて、事業計画書を作成しましょう。具体的にすべきことは以下の通りです。

  • 不動産や建築費など開業時の費用を算出
  • 診療報酬、労務、経費などの収支を算出

クリニックを開業するためには、どの程度の準備資金が必要でいつの段階で損益分岐点を越えられるのかなど、数字を具体的に算出しなくてはいけません。クリニックの規模やどの診療科目を設けるのか、設備投資の初期費用なども構想する必要があります。なお、既存物件の改装+賃貸という「建て貸し+セミオーダー」の形であれば、「設備投資の初期費用は極力抑えて他に資金を回したい!」という方のご要望も叶えやすいでしょう。

5.資金調達

作成した事業計画書を基にして、融資してくれる金融機関を選定します。金融機関から融資されるには、「趣意書」「事業計画書」が必要です。

6.設計・施工業者の選定

設計・施工業者の選定は、物件選びとも密接に関わり開業プランの要となります。そのため、選定基準を後述します。

7.医療機器の選定

医療機器選定の際には、設計のフェーズで秘密保持契約を締結した医療機器商社に話を持ち掛けましょう。内装を設計する際に機器をどのように配置するかを相談しながら開業準備を進められます。機器メーカーの選定や、初期費用は交渉次第でかなり安価なものとなるので、注意しましょう。

8.集客の準備

HPの作成や、広告を活用したWeb集客、診療圏にチラシをポスティングするなどして、集客の準備を進めましょう。

9.スタッフの採用

コンセプト設計の段階で計算した必要となる人員数をもとに、スタッフを採用しましょう。

10.行政手続き

クリニックの開業には、各種行政手続きが必要となります。保健所に提出する「診療所開設届」や、厚生局に提出する「保険医療機関指定申請」などが該当します。

開設届けはクリニックを開業してから10日以内に提出する必要があるので注意しましょう。また、保険医療機関指定申請は、提出期限が地域によって異なります。前もって厚生局に確認をとっておきましょ


設計・施工業者の選定ポイント

初期費用をできる限り抑えるには、「建て貸し+セミオーダー」で受けてくれる業者に相談することをおすすめします。建て貸しの場合、土地代や建築費を月々の賃料に上乗せして分割で支払っていくことになります。また、セミオーダーの場合、内装などのデザインは希望通りのものとなりますが、設備品は選ぶことになります。そのため、ご自身の希望を反映させながらも初期費用が比較的安く済むのです。

まとめ

これまでクリニック開業の流れについて解説しました。初期費用を安く抑えるポイントの一つは、「建て貸し+セミオーダー」のサービスを提供している設計・施工業者を選ぶことです。
また、そのほか物件形態ごとの特徴については下記記事で紹介しています。よろしければ併せてご覧ください。

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